第5章 捻くれた王様。
影山は一度も止まって振り返ったりはしてくれなかった
別にいいんですけど・・・・・
1年3組の教室に入り、影山の前の席に腰をおろす
影山「どこまで付いてくんだよ」
「影山さ・・・・・私と翔陽にだけキツイよね?」
影山「・・・・・・アイツ見てるとイライラする。下手くそなくせに口だけはいっちょ前なこと言いやがって!!」
又、怒り出した!?
「じゃ、じゃあ、私は!?私には何でそんなイライラするの!?」
影山「・・・・・・・・」
「言ってよ!!」
影山「お前、日向に似てるから。」
(ガーン)
私に対して冷たい理由それだけなの?!
「それ、何か酷くない・・・・?」
影山「似てるお前が悪い」
「・・・・・・・」死目
影山「・・・・・」フイッ
似てる私が悪ぅございましたよ。
「影山」
影山「・・・・・」
「私に冷たくした事、後で絶対後悔させてやるんだからぁぁああああ!!うわぁああん!!」涙 涙 涙
影山「お、おいっ!」汗
私は泣き叫びながら自分の教室に戻った
その後の影山がどんな表情してたのかはちょっと気になったけど、それよりも、今はどうやって影山を後悔させるか考えなきゃ!!
あんな事言わなきゃよかったと、既に後悔してるのは私の方でした。