第26章 合宿に向けて。
★及川徹★
猛「何だよ?」
及川「お前さぁ、あの子の事は諦めた方がいいんじゃない?あの子すげぇ腹黒だと思うよ?」
猛「徹と一緒にすんな!それに、そんな簡単に諦められない!」
及川「だって相手、高校生だしさぁ」
猛「たっ、確かに高校生なのは驚いたし・・・歳離れてるけど・・・」
及川「でしょ〜?だからやめときなって」
猛「でも!俺絶対に釣り合う男になって、守ってやるんだ!!」
及川「へぇ〜・・・」
猛は何でそんなにあの子がいいんだろ?
まぁ、悪い子じゃないけど・・・
俺の弱味を握ってるし
やたら突っかかってくるし
飛雄と仲良いし・・・
まぁ飛雄と仲良い時点で俺は好きにはなれないけどね
まぁ、猛のも一時的な気の迷いとかかもしれないしね
猛「俺・・・のとこ戻る!」
及川「へ?え、あっ、猛!?」
まぁ・・・
俺ももうちょっとどんな子なのか知りたいし
もちろん弱味も握りたいし
猛「徹行くぞ!!」
及川「何でそんな上からなのっ!?」
今日は色々どんな子なのか観察してみよ