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私のスキを貰って下さい。

第26章 合宿に向けて。


私たちはどちらが引くこともなく

猛くんの元へ歩き出した




及川「ちっちゃいんだからそんな無理して早歩きしなくたっていいのに!」

「全然これが普通です!!元々この速さなんですぅ!!及川さんこそ、ちょっと無理してるんじゃないですか?おじさんはもう少しのんびりでも大丈夫ですよ!」

及川「全然無理してないし!おいじさんも猛の叔父ってだけでそういうおじさんじゃないからねっ!?」

猛「・・・・お前ら何やってんだよ」



猛君は呆れた顔をしてこっちを見ていた



及川・「「・・・・・」」



猛君に私たちより落ち着いついた対応をされて、この時やっと私たちは大人げない言い合いをしていたと気づく



及川「まぁ、仕方ないからちょっと教えてあげるよ」

「仕方ないからちょっと教わります」

猛「!こっち!徹も早く来いよ!!」

及川「はいはい」



私は猛君に手を引かれるままサーブを打つ位置に連れてかれた



「猛君は及川さんみたいなサーブ打つ練習してるの?」

猛「徹のやつ全然教えてくんないんだよ!」

「そうなんだ・・・ってか、え!?そう言えば及川さん今日練習休みなの?」

猛「月曜日はいつもオフなんだって」

「へぇ・・・」



青城って月曜は練習休みなんだ・・・・

飛雄なら絶対「勿体ない!!」とか言いそう
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