第26章 合宿に向けて。
-合宿5日前-
「頼まれた買い出しは・・・テーピングとコールドスプレー、ドリンクに・・・」ブツブツ
-ドンッ-
「わぁあっ!」「うわあっ!!」
-ドテンッ-
「あたたた・・・」「いってぇ・・・」
「あわわわっ!!ごめんなさい!!すみませんっ!!大丈夫・・・ですか?」小学生?
「大丈夫だよ!俺男だしっ!そっちこそ大丈夫か?」
「あっ、うん大丈夫!本当に怪我とかしてない?」
「俺、丈夫だし!!」
「そっか・・・あ!そのボール!!もしかしてバレーやってるの?」
「うん!!お前も今度来いよ!!そこの建物でやってんだ!!俺のおじさんがスゲーサーブうまくて、それ教えてもらうんだ!!」
「そうなの?じゃあまた時間ある時に行こうかな」^^
「絶対だぞ!!絶対来いよ!!」
「わかった!約束ねっ」
「!!・・・・・」
「あれ?指切り知らない?」
「知ってるよ!!そのっ・・・この事誰にも言うなよ!?」
「え?うん・・・何で?」
「ばかっ、他の奴らにバレたら冷やかされるだろ!」
「そっか!わかった!じゃあそれも約束!」
「うん・・・」
「本当にごめんね?じゃあ・・・さようなら」
「あっ!」
「?」
「俺!猛!!お前は?」
「え?あ!私はだよ!・・・あれ?あっ!肘のとこ擦りむいてるじゃん!!」
猛「へ?あぁ、こんくらい大丈夫だよ!」
「ダメダメ!!待って、絆創膏・・・・」
猛「・・・・・」
「こんなのしか無いんだけど・・・ごめんね」
猛「さっ・・・サンキュー!!」
「うん!じゃあね!猛くん」^^
猛「!!絶対に来いよ!!バレー!!」
「うん!バイバーイ」
猛「バイバイ・・・」