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私のスキを貰って下さい。

第26章 合宿に向けて。


孝支先輩と合宿の話をしながら帰る帰り道



菅原「は本当にいつも楽しそうだな」^^

「それはっ・・・」



孝支先輩と居るからです・・・

なんて言えない

でも言いたい

言ってみる?

言ったら先輩は何て言ってくれる?



菅原「それは?」

「そっ、それは、その・・・・ンパイと・・・・」

菅原「え?」

「孝支先輩と居るからですっ!!」

菅原「えっ!俺と!?」

「・・・・ハイ・・・」




言ってしまった

今きっと顔は真っ赤になってる

でもこれじゃあ・・・・



”スキ”って言ってるようなもんじゃん・・・



言ってみてからやっぱり言うんじゃなかったと後悔をする

だってこの後の先輩の言葉を聞くのが・・・・



菅原「いやぁ・・・何て言うか・・・」




怖い。




「ごめんなさいっ!変な事言ってしまいました!!わっ、私先に帰ります!!」



そう言って私は孝支先輩から離れようとした



菅原「あ!待って!!」グイッ

「えっ!?」



先輩は私の腕を引いて引き留めた



菅原「あっ、悪い!でも、一人で帰ったら危ないだろ?ちゃんと家まで送ってやるから一緒に帰るべ」^^

「・・・はぃ・・・」




そして私たちは又歩き出した




菅原「ありがとな」

「え・・・?」



先輩は突然私にお礼を言った



菅原「さっきが言ってくれたこと、嬉しかったからさ」

「ふぁっ!?」



もうその事には触れられないと思って気を抜いた瞬間にきた不意打ちの言葉




「いっいえいえいいえ!変な事言ってしまってスミマセン・・・」

菅原「なかなかそうやって言われる事無いからちょっと驚いたけど・・・でも素直に嬉しいよ。ありがとうな」

「いえ・・・そんな・・・こちらこそありがとうございます」

菅原「何でがお礼言うんだよ」^^

「だって・・・ドン引きされるかと思って」

菅原「そんなことしない!しない!はいつも笑ってんのに結構マイナス思考だよなー!」

「そっ、そうですか?」
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