第25章 憧れと嫉妬。
★★
あの飛雄は・・・・マジ怒りな方だ。(汗)
これじゃあ翔陽が危ない!
「とっ、飛雄・・・ちょっと落ち着いて!」
影山「お前はどいてろ」
飛雄は翔陽から目を離すことなく、翔陽の前に立ちはだかる私を押しのけた
影山「・・・なにボケェ―っとしてた・・・試合中に・・・」
日向「あ う あ~・・・」汗 汗 汗
影山「・・・俺は知ってるぞ・・・」
日向「!?」
知ってる?
飛雄は翔陽の何を知って・・・?
影山「お前・・・エースが居るってわかってから興味とか憧れとかの他に・・・嫉妬してたろ」
日向「!・・・」
どうやら飛雄の言うことは図星だったらしく、翔陽は黙りこんでしまった
”嫉妬”という単語が飛雄の口から出た時、正直私もビクリとした
だって私もさっきまで嫉妬してたんだもん
翔陽は・・・本当にエースに憧れてるんだな
だから嫉妬もする
影山「試合中に余計なこと考えてんじゃねーよ」
日向「・・・・・」
「飛雄言いすぎだよ!」
影山「は?何が言いすぎなんだ!俺は当たり前の事を言ってるだけだろ」
「そうかもしれないけど、言い方ってもんがあんでしょーが!!」
影山「優しくしてどーすんだよ!甘やかしたって意味ねーだろ」
「だからってそんなきつく・・・「羨ましくて・・・」
影山・「「?」」
日向「・・・羨ましくて・・・何が悪いんだ・・・」
「翔陽・・・」
日向「もともとでっかいお前になんか絶対わかんないんだよ!!」