第25章 憧れと嫉妬。
★影山飛雄★
『バガァン!!』
影山「!?ばっ・・・」
「ぎゃっ!!」
東峰「うわああああぁ!?」
田中「ギャーッ」
澤村「日向!!」
日向はボーっとしていたせいでアサヒさんのスパイクを顔面で受けて倒れていった
何やってんだコイツは!!
試合中にボーっとしやがって
日向「・・・っう~~~っ」
「しょっ!翔陽!?大丈夫!?ほら冷やして!!」
日向「あっ・・・大丈夫・・・ありがと」
西谷「あっ生きてる」
田中「大丈夫かっ」
東峰「大丈夫かあああ ゴメンなあああ」うおおぉぉ
影山「・・・・・」
コイツ・・・・
余計なことばっか考えやがって
月島「どう考えてもボケっとしてたコイツが悪いでしょ」
今回はまぁ・・・・月島の言ってることは正しいと思う
日向には、タッパも無い
パワーも無くて3枚ブロックもぶち破れない
エースにはなれない
だからそれができるアサヒさんが羨ましい
コイツはそんなこと考えながら、尊敬と嫉妬してるんだ
日向じゃそんな事できねぇからな
だからって試合中にボケっとしていいわけねぇ
ふざけるな
今はお前には俺が居るのに
囮だって十分いい役目果たしてんのに
エースに嫉妬してんじゃねぇよ
影山「・・・・・・」
日向「はっ!?」ビク!
菅原「?」
「あ・・・・・」汗
やっぱコイツは腹立つ
囮がどんだけすげぇか全然わかってねぇ
だから俺が教えてやる