第23章 お帰りなさい。
烏養さん・・・
おばあちゃんが営んでいる”おすわり”の常連さん
何度かお店で会ううちに色々と話しをするようになったお客さん
そんな烏養さんが何故ここに・・・?
田中「えっでも坂ノ下の兄ちゃんだよな?本当にコーチ?」
武田「彼は君たちの先輩で、あの烏養監督のお孫さんです!」
「「「エ゛ーーーーッ!?」」」
「えっ!?烏養さん、坂ノ下商店の店員さんなんですかっっっ!?」
そして飛雄が教えてもらいたがってた烏養監督の孫!?
えぇぇ!?
鳥養「お前一回も顔出したことねーもんな」
「そういえばまだ中に入ったことない・・・」
菅原「は何で・・・?」
烏養「そいつんとこの店によく行くんだよ」
「そうなんです」
菅原「へぇ・・・」
私はまだ驚きが隠せなかった
だってついこの間もお店に見えたばっかりだったし、その時も何も言ってなかったのに・・・
烏養「とにかく!時間ねぇからさっさとやるぞ!お前らがどんな感じか見てえから6時半から試合な!相手はもう呼んである!」
澤村「えっ!?相手!?」
鳥養「烏野町内会チームだ」
「「「「「!!」」」」」
それっていつも一緒に飲みに来てる人達なのかな・・・?
烏養さんはこっちを向いてニヤッと笑った