第3章 初めての仕事。
★★
田中先輩のくだらない話を聞かされながら第二体育館の前まで行くと
影山「・・・じゃあ入れる窓探す。」
日向「見つかったらやべえだろバカか!!」
二人とも来てる来てる
田中「やっぱキッチイな~5時は。」ふあぁ
「全くですよ」ふぁ
日向「!?田中さんに!?」
私と田中先輩が行くと、翔陽と影山君は驚いた顔をした
そんな二人の顔を見て、先輩はニヤリと笑った
田中「7時前には切り上げろよ?」
そう言って体育館の鍵を出した
あー。カッコつけたかっただけだこの人・・・
けど、翔陽と影山君にはそんなの関係ないのか
嬉しそうな顔
日向「田中さああん!!」キラキラ
影山「あざス!!」
田中「わはは!なんて良い先輩なんだ俺!!田中先輩と呼べ!」
日向・影山「田中先輩!!」
田中「わはは!もう一回!」
日向・影山「田中先輩!!」
田中「わはは!」
「いや、しつこいですよ!!早く体育館開けて練習しましょ!!時間無いんですから」
田中先輩は、本当に本気の単純な人だ
まぁ、表裏無くて、良い先輩ではあるよね
尊敬できるかは別にして・・・・
それよりも・・・・・
日向・影山・(ソワソワ)
この二人が原因で、私まで部活参加できなくなっちゃったけど・・・・
3人だけの練習風景だけど・・・・・それでも!練習風景を見れるのは嬉しい!
ワクワク・・・・ドキドキ・・・
日向「フザけんな俺が一番乗りだ」
影山「もう田中さんが入ってるから一番じゃねえだろ!」
はぁ。
「じゃぁ、私先に入るね」^^
二人がモメてる間に、二人の隙間からひょこっと体育館に入った
日向「ああ!?」
影山「・・・っ!」
翔陽は悲しそうな顔
影山君は怒った顔
この二人・・・・・仲良くできるの?ってくらい違う表情
田中「オイ時間無いん・・・」日向「ぎゃあ」
「さあ!練習しましょっ!時間無いですから!!」
田中「あぁ・・・・・」
田中先輩は2人を不安そうな顔で見ていた・・・