第3章 初めての仕事。
「田中先輩って意外に優しいんですね」
田中先輩が、翔陽と影山君の練習に付き合ってあげるなんて意外だった
人を見ためで判断しちゃダメだね
田中「まぁな!わはは!もっと敬え!田中様と呼べっ!」
「・・・・・・いいです」
やっぱり前言撤回。田中先輩は見た目通り、単純な人だ
田中「それにしても、お前本っ当にちっせーな」
そう言って、私の頭を乱暴にボンッボンッとたたく
「一応気にしてるんですけど」
田中「いいじゃねーか!!小学生みたいでっ!!」ブフッ
「・・・・・・」ムゥ。
この坊主頭めっ!!
笑ってたかと思うと、突然真面目な顔をして言った
田中「お前も潔子さんを見習え」
「・・・・・・」イラッ
田中「まぁ、無理だろーけどなっ!」プスー
「先輩なんか相手にもされないでしょうけどね」^^
清水潔子先輩 3年2組
烏野高校バレー部マネージャー
私も一度お目にかかっただけだけど・・・
誰もが見惚れてしまうほどの美しさの持ち主
キレイなうえに色気もあってエロい!
彼女を嫌がる男はこの世には存在しない!絶対に!!
そんな先輩が、私には眩しすぎる・・・・
コンプレックス③清水潔子先輩(大好きだけど)
田中「お前、潔子さんのガン無視最高だぞ!!」
・・・真面目な顔で言うことなのだろうか・・・
「先輩。そこまで本気だと本気で引きます」