第16章 王様の変化。
★影山飛雄★
第2セットが始まる前、は俺の名前を呼んだ
「飛雄!」
影山「?」
「ちょいちょい」
そう言って、隣にいる俺に手招きをした
多分屈めってことなんだと思う
俺はチビなに合わせて屈んだ
は口に手を添えながら、背伸びをした
俺に内緒話がしたいみたいだ
影山「何だよ」
「翔陽!もう元気になったみたいだし、2セット目からはちゃんと速攻いけると思うよ!!」
日向・・・・?
俺はそのまま日向に目をやった
影山「そうか・・・?」
でも確かに・・・・少し元気になった気もする
「そうなの!!2セット目も頑張ってね!!次はしっかり勝ってくるんだよっ!!」ニカッ
影山「・・・・当たり前だ!」
はいつも日向の事ばっか言ってんな
まぁ、あいつ動きとかおかしいしな
2セット目からはちゃんと速攻いける・・・か
影山「オイ日向!!」
の言葉信じて、一発目からやってみるか