第16章 王様の変化。
★★
第2セットが始まってすぐ
翔陽の速攻!!翔陽は前に走り出して高く跳んだ
何度見ても高いジャンプ力
これを見たらきっと青葉城西の人達も驚く!!
そう思ったんだけど・・・・
・澤・田「「「・・・・?」」」
日向「あれ・・・・?」
翔陽の手にはボールが当たらなかったようで、ボールはそのままネットに当たって床へ転げ落ちた
やっぱりまだ翔陽の調子戻ってなかったのかな?
少し不安な気持ちで二人を見守った
影山「日向!」
日向(ぎくぅっ)
影山「悪い、今のトス少し高かった」
あ、飛雄が日向に謝るなんてレアだ!
けど飛雄って本当に・・・・
「変わりましたよね、飛雄」
菅原「最初はどうなるか心配だったけど、成長したよな」^^
「何か顔つきも優しくなったし、ほんの少しですけど」
菅原「ははっ^^信頼感とかも大事にしてきたいみたいだしな」
「そうなんですか!?それは意外です」
翔陽と出会って、飛雄も少しづつ変わってきて
ここから少しづつ、絆とか深まっていいチームになってくんだろうな
だけど・・・・
今回の練習試合で一度も出させてもらえない孝支先輩も、忠も
他の先輩たちも
どんな気持ちでこの試合を見てるんだろう
そう思いながら、声かけをしている孝支先輩の事を見上げた