第14章 感謝の気持ち。
★影山飛雄★
くそっ!!のやつ!!
せっかくちゃんと礼を言おうとしてんのに・・・・
けど、いざ言うってなるとなかなか言い出しにくいな
影山「おい・・・」
「今度はなぁーに?」はぁ。
影山「その・・・・だから昨日の・・・」
「又昨日?昨日って・・・あ、孝支先輩とのこと?」
影山「あぁ・・・」
「何だ、私が速度緩めたのわかったの?」
影山「わかった。だから・・・気使わせて悪かった。」
「違うぅ!!」
影山「は?」
「そこは”悪かった”じゃなくて、”ありがとう”でしょ?」ニカッ
影山「・・・・ぁ・・ぁりがとぅ・・・」
ありがとうって一言がこんなにも言い出しにくいなんて思わなかった
けど、これで言えた・・・
「ふふん♪じゃあ、私も!」
影山「?」
「今日は名前で呼んでくれてありがとう!!飛雄!!」^^
影山「・・・・・」
こいつは何でこんな笑ってさらっと言えるんだ?
そこは本当にスゲェと思う
それにの笑ってる顔見るのは・・・嫌じゃない