第14章 感謝の気持ち。
★★
何とか部活を終え帰り道を一人歩く
それにしても・・・・
心配だ・・・・心配すぎる・・・
翔陽、凄いプレッシャーかかってたなぁ・・・
「おい」
なんとかプレッシャーを解いてあげられたらいいけど・・・
「オイッ!!」
試合はもう明後日だしなぁ、明日翔陽の様子見て、酷そうなら本当に何か方法を考えないとな・・・
「っっっ!!!」
(ビクッ!「っうわぁぁあああ!!!」
突然大きな声で名前を呼ばれて驚いた
「あ゛ぁ゛・・・心臓止まるかと思ったよ。驚かさないでよ・・・飛雄」ドキドキドキドキ
振り返った先にいたのは飛雄
影山「何度も呼んでんのに気づかなかったのはお前だ」
「え?そうなの??」
影山「何考えてたんだよ」
「ああ・・・翔陽大丈夫かなー?って」
影山「は?大丈夫って何が?」
「えぇ!?いや・・・飛雄そういうの鈍いよね」
影山「??」
「まぁなるようになる!!・・・のかな?」
影山「お前さっきから何わけわかんねぇこと言ってんだよ」
「はぁ・・・。飛雄、何か私に用だったんじゃないの?」
影山「ああ・・・・」
飛雄から私に声をかけてくるなんて珍しいな
「んー?何ですか影山さん!?」
そう言って飛雄の顔を覗き込む
影山「き、昨日は・・・・」
「昨日・・・?」
影山「あぁ。・・・昨日は気使わせて・・・・・」
「え?何の事??」??
影山(イラッ「もう言わねぇ!お前こそ鈍すぎんだよチビ!!」
「はぁ!?チビは禁句だっていつも言ってるじゃんかぁあ!!飛雄のくせに!!」
影山「うるせぇ!クソチビ!ボケェ!!」
「もう!!チビとボケしか言ってないけどそれしかレパートリー無いんでしょ!?」
影山「っっ!!」
図星なんだ・・・・・