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私のスキを貰って下さい。

第12章 近づきたい想い。


あ~ぁ何かモヤモヤしちゃうな


同じチームで仲間だけど・・・

ライバル同士なんだよね




「ハァアアアア~」・・・。



帰り道


前で菅原先輩が歩いてる


その後ろ姿を見つめながら私は歩く





影山「お疲れ」

「え?」




そう言って影山は私の横を走りすぎて行った




影山「菅原さん!」




影山の声が夕方の空に響く

私は自分の影に目を落としながら歩く速度を緩める

二人に早く追いついてしまわないように

ゆっくりと、ゆっくりと

この坂道を下る



日向「ー!!」



後ろから声が聞こえて振り返る



「翔陽!それに澤村先輩と田中先輩も!!」

澤村「お疲れ」^^

田中「おーぅ!!!!大地さんが肉まんおごってくれるってよ!!」



何かあったかい



「お疲れ様です!!ゴチなりますっ!!」

澤村「あぁ」^^

日向「なあなあ!俺の今日の活躍見ててくれてたっ!?」キラキラ

田中「オイ日向!!活躍してたのは俺だろう!!俺のスパイクも見たかっ!?スゲェだろ!!」フフン!

「二人とも凄かったですよ!翔陽と影山の速攻も、田中先輩の力漲るスパイクもカッコ良かったです!!」

日向「そ、そうかなぁ~」照

田中「そうだろ、そうだろ!!」うん、うん。

「けどやっぱり・・・・」

日向・田中「「?」」

「安定感のある澤村先輩が一番カッコ良かったかなー!!」ニカァッ!

田中「なぬっ!?」

澤村「え!?俺!?」汗

日向「そそそ、そんなぁ~」ガビーン




賑やかだなぁ

さっきまでモヤモヤしてたのが嘘みたいに晴れやかな気持ちになる


坂道を下り終え、菅原先輩と影山に追いついた




田中「スガさーん!」^^

澤村「スガ~」^^

日向「菅原さーん!!」^^

「菅原せんぱーーーい♪」^^




ゆっくり歩いてきて正解だったな



二人とも良い顔もしてる
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