第1章 始まり
―――なんで自分、知らない人に犯されてるんだろう。
24年間誰とも付き合わず独り身で終わると思っていた人生。突然現れた美しい男性に犯されてる。周りには触手が蠢いてて、両足はその触手によって大きく広げられて、両手は頭の上で触手で縛られている。
白月さんと名乗った男性は「愛してる」と繰り返しながら自分のナカをずちゅずちゅと突き上げてくる。
ナカを大きくて太いモノで擦られ突き上げられる度にいやらしい水音が響いて、自分のものとは思えない声が漏れる。
「あっ、あぅ、あんっ」
無理矢理処女膜破られて、子宮口をとんとんされて、嫌なのに……気持ちいい、の……。
「っ……出る……出しますよ……貴女の奥、子宮に、私の精液を……っ」
「ッ……!? や、だめ……だめ、赤ちゃんが……」
「心配しないで……この体は仮のもの。本体は触手なのでこの体で出したとしても孕みませんよ……ですから、私の愛を受け取ってください……ッ!」
徐々に激しさを増していく。
ぐっと奥……子宮口にに押し当てられ、びゅく、びゅるるっと熱くてドロドロとした液体が子宮に広がる感覚が伝わってくる。
「ふゃぁああ……っ! あつ……ぃ……熱い液体……広がって……」
射精される感覚って、こんな……
きもち、い……
意識を失いかけた瞬間、またずんっと奥を突き上げられる。目の前がチカチカとして強引に意識が引き戻された。
「ダメですよ琴美さん……まだ終わってないんですから。今度はこちらで……私の、触手の子を孕んでいただきます。そして出産していただきます」
ずるりとおちんちんを抜かれて今度は太い触手があてがわれる。
赤ちゃん? それも、触手の……?
自分、触手のお母さんになるの? 人じゃない何かの奥さんになっちゃうの? そんなの嫌……嫌だよ……
「や……いやぁ……触手の赤ちゃん……いやぁ……」
「大丈夫、怖くありませんよ……人間の子を産む時は痛いと聞きますが、触手を産む時は寧ろ……ふふふ……」
―――とっても、気持ちいいんですって。
耳元でそう囁かれた直後、太い触手がナカに入ってくる。
「あん……っ」
思わず声が出てしまう。