第1章 始まり
ぐちゅっ……ずちゅ……ずちゅっ……。
太い触手が自分のナカを突き上げてくる。
気持ち悪くて嫌なのに、嫌なはずなのに……
「あっ、あんっ、あっあっあ……」
腰が、揺れちゃう。
無意識にもっと気持ちよくなりたくて腰を揺らしてしまう。それを見た白月さんは恍惚の笑みを浮かべる。
こんなはしたない姿、見られたくないのにまじまじと見られて恥ずかしい。
名前しか知らない男性に犯されて、今度は触手で犯されてるところを見られて、興奮されてる。怖い、この人が怖い。早く全部終わって欲しい、逃げ出したい。
それなのに触手えっちも気持ち悪いはずなのに気持ちよくて、頭がおかしくなっちゃいそう。
「はぁ……っ、興奮してしまいます……琴美さん……上のお口にも、あげますね」
「んぇ……あむぅっ……! ん、ちゅぷ……んうぅっ」
触手が口の中に入ってきた。
上も下も咥えこんで、はしたない音立てて、気持ちよくなって、だめ……おかしくなっちゃう。
「んっ、んっんっ……んふ、ぅっ……!」
なんか変なのくる、きちゃう。
何、この感覚……何かが込み上げてくる。
初めての感覚に恐怖していると、白月さんは優しく頭を撫でてくる。まるで、安心させるように。
「イきそうなんですね……? 良いですよ。イってください。私の触手を咥えこんで、激しく突き上げられて、気持ちよくなって、イきそうなんでしょう? ほら、もっと激しくして差し上げますから…………イって?」
「んっ、んっんっんっ……んぅぅぅう……っ!」
更に激しくなる突き上げに耐えられず、自分はガクガクと足を震わせながら絶頂を迎えた。
これが、イくって感覚……?
絶頂を迎えて終わるかと思いきや、敏感になったナカを容赦なく突き上げられ続ける。
嘘、もうだめなのに……こんなに激しいの無理。
「終わると思いましたか……? 終わりませんよ。貴女のココに卵を産みつけ、精を注ぎ、孵化して子が産まれるまで……その後も、毎日犯し続けます。貴女には私の愛を受けながら私との子供……触手を産み続けて貰いますから」
毎日毎日卵を産み付けられ、精液を注がれて、孵化させて触手の子供を産まなきゃいけないの……?
やだ、そんなの、いや……