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イベント小噺 バレンタイン編

第1章 初詣


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それから、三日。


宇髄邸に足繁く通い、冨岡用の色紋付は完成したのである。


「良かった……」

「頑張ったわね」


雛鶴の協力もあり、色紋付の羽織はとてもよく出来上がった。


これで冨岡さんに着てもらえる。


そう思うと白藤の心も晴れやかになっていく。



「後は白藤さんの振袖ね」

「振袖だなんて、とんでもないです!」

「良いじゃない。きっと二人並ぶと映えるわよー」



二人で並ぶ?


まぁ、でも参拝するなら自然とそうなるはずである。


一体どう映るのだろうか。

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