• テキストサイズ

ヒーローは実在した【ブルーロック】

第3章 きっかけ


ある日の放課後

は生物学の担当教科員であるため、ノート運びを頼まれていた。

芹「申し訳ありませんね、こんなにたくさん、持ち切れますか?」

「流石に一度で全部は無理なので2回に分けて持って行っても大丈夫ですか?」

芹「えぇ。他のクラスの分までありがとうございます」

「いえ」

前が見えなくなるほど高く積み上がったノートの山が二つあった。
は返事をするとすぐにそのうちの一つを持ち、教室へと運んだ。

「まずは1,2,3組と…」

は慎重に階段を上がった。
そして最後の階段を登り切ろうとした瞬間、足が引っかかってしまった。

「あっ…!!」
(まずいっ!転んじゃう!!)

そして後ろに倒れた。



かと思いきや

ポスッ

いつまで経ってもその衝撃は襲ってこなかった。

/ 31ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp