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ヒーローは実在した【ブルーロック】

第2章 日常


朝6時00分
朝練習は6時30分からだがいつも早めにきてウォーミングアップを済ませるため、この時間に来ている。

部員A「おは〜、いつもはぇーなー、尊敬するよ」

國「まぁな」

そして続々と部員が集まり練習が始まった。

7時15分
休憩の時間になる。

部員A「あっちー!」

部員B「いくら暑いからって12月に半袖になってるやつお前くらいだよ!」

國「流石に半袖はな」

部員B「お、来たぞ」

國「ん?」

部員A「あ!来た来た!どんな子なんだろうなぁ」

部員B「あの子いつもこの時間に登校してきて花に水やりするんだよ」

部員Bは不思議がる國神に説明した。

國「へぇ〜」

部員A「近くで見たことはないんだけどさ、絶対可愛いと思うんだ俺は。制服も着崩してないし、清楚で可愛くて優しい…」

来「なになに??私のこと?」

マネージャーである来実は顎に人差し指をおきながら上目遣いでニコッと3人の方を見た。

部員A「は、はいっ!来実様のことですっ!」

部員B「全くこいつは…」

國神も部員Bに合わせて苦笑いをしていた。、

来「ほんとー?怪しい…ねぇ、錬くんホントー??」

来実は國神の腕を両手で掴んで可愛らしく首を傾げた。

國「あ?あぁ…」

来「錬くんが言うならまぁ信じてもいっか!んふふ♡」

そう言いながら今度は國神の腕を組んだ。

部員A「おいっ!錬介っ、おまっ…」

部員B「まぁまぁ」

國「…」

國神は少し戸惑っていた。
するとちょうど監督から集合の合図がかかった。

國「じゃあ練習始まるみたいだから、行くわ」

國神は来実の腕を自然に解き、監督の方へと向かっていった。

来(錬くんだけは本当つれないなぁー)
そんなことを考えながら来実は國神の去っていく後ろ姿を見つめた。

そして練習は終わり、授業を受け、お昼休みもサッカーをし、午後の授業が終わると、練習をし、そんな毎日を繰り返していた。
しかし、この日から唯一変わったこと。
それは毎朝同じ時間に来るあの子のことを國神も気にしてしまうようになったことだった。
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