第2章 日常
朝7時20分
すでに朝練をしているサッカー部を横目に、いつものように登校をする。
(またお花が萎れてる…)
は登校時、校門近くの花が枯れていないかどうかを確認するのが朝のルーティンだった。
そして花に水やりを終え、7時50分自分の席につき今日の授業の準備をする。
生徒A「おはよ〜」
「おはよ〜」
生徒B「おはよ〜」
「おはよ〜」
そして授業が始まり、午前中が終わる。
お昼休みになると、は決まって生物学準備室に行き、ウサギの餌を持ってウサギ小屋に餌をあげに行く。
「はーい、ご飯だよー」
ウサギたちは唯一ご飯をくれるに懐いていた。
が一言そうかけると、みんなの方に寄ってきた。
「待ってたの?今日は喧嘩してない?」
やってきたウサギの頭を撫でながらそんな会話をしていた。
そして午後の授業が終わると、日直担当の教室掃除や黒板掃除を代わりに受けて、終われば学校で宿題を終わらせて帰る。
この生活を毎日続けていた。