【ヒロアカ】change the truth【R18】
第2章 目を開けるとそこは
ベッドに腰を下ろし、静かな空間の中でふと考える。
刺された時、もしかしたら転生できるかもなんて考えたけど、本当に転生しちゃったんだ…。
ふかふかの布団に包まれながら、次第にまぶたが重くなっていく。
しかも個性があるらしい。それも、検査してもわからないくらいの得体の知れない個性が。
これからどうしていけばいいのか、不安…。
それでも、どこか心の奥で「なんとかなりそう」と思えるのは、友達から教えてもらっていた相澤先生の存在が大きいかもしれない。
いきなり現れた私を警戒していたのに、自分はソファで寝ると言ってベッドまで貸してくれている。
最初に出会ったのが相澤先生でよかったな。
布団にくるまりながら色々考えているうちに、いつの間にか眠りに落ちていった。