【ヒロアカ】change the truth【R18】
第2章 目を開けるとそこは
「明日、校長に今日の検査結果を報告する。その後、君の今後について話し合う予定だ。今日はもう特に何もすることはない。体を休めておけ」
「はい、わかりました」
「君の部屋はあっちだ」と相澤先生が指さしたのは、どうやら自身が普段使っている寝室らしい。
「え……相澤先生の部屋を使っていいんですか?」
「俺はしばらくソファで寝る」
そう言い切ると、相澤先生はどこから出してきたのかわからない寝袋を手に、ソファに移動した。
「でも、それじゃ先生が……」
「いいから気にするな。明日に備えろ」
きっぱりと言い切るその姿に、私はそれ以上何も言えなくなった。
「……ありがとうございます」
少しだけ申し訳ない気持ちを抱えながら、相澤先生に促されるまま寝室へ向かった。