【ヒロアカ】change the truth【R18】
第2章 目を開けるとそこは
「い、いえ!何も!着替え終わりました!」
私は袖をまくりながら慌てて答えた。焦りが声ににじんでいるのが自分でも分かる。
相澤先生はそんな私をじっと見つめながら、少し考えるような素振りを見せたあと、それ以上追及してくることはなかった。
「そうか。早く出ろ」
相澤先生は先に出ていく。その背中を見送りながら、私は必死に顔の熱を抑えようとした。
やばい、絶対変に思われた......!
服の匂いを嗅ごうとしていた自分を思い出し、内心で頭を抱える。
服の裾をぎゅっと握りしめ、私は急いで相澤先生のもとへ向かった。