【ヒロアカ】change the truth【R18】
第2章 目を開けるとそこは
相澤先生に言われて着替えることになったけれど、男の人の服を着るなんて初めてで、心臓がドキドキしてしまう。
服を手に取った時から感じていたけど、やっぱり大きい。袖も裾も私の体をすっぽり包み込み、腕を通すと袖が長すぎて手が隠れてしまった。
これ、腕まくりしないと動けないや。
服は柔らかい生地で着心地がよく、安心感を覚える。何となく袖元に鼻を寄せてみた。
いい匂い。
その時、扉が突然ガチャリと開いた。
「着替え終わったかと思って見にきたが」
驚いて扉を見ると、そこには相澤先生が怪訝そうに眉をひそめている。
「何をしている?」
その一言に、私は一気に顔が熱くなるのを感じた。