【ヒロアカ】change the truth【R18】
第2章 目を開けるとそこは
「それとも、別の機関に預けた方がいいか?」
相澤先生はあくまで事務的な口調でそう言う。私は慌てて首を横に振った。
「いえ! 相澤先生の家でお世話になります!」
その言葉が思った以上に大きな声になってしまい、恥ずかしくなって俯く。
先生は短く「そうか」とだけ言うと、何事もなかったかのように背を向けて歩き出した。
「行くぞ。余計なことを考えずについてこい」
その言葉に、私は小さく頷きながらその背中を追いかけた。
まさか……こんな形で相澤先生の家にいくことになるなんて。