• テキストサイズ

ハイキュー!!転生したら推しの元へ来たようだ。

第4章 めぐりめぐる転生はどこへやら



北side

テスト期間というのもあり、いつもより早く帰路に着く。

あの子は今日は休みだから家におんのか…。

記憶喪失と人格の入れ替わりにと色々変化がありすぎる妹に対し、なんとも言えん気になる。

そう思っとっても、は帰ってくるわけでも無いから何とも言えない。

嫌いとかやないんやけど複雑と言えばええんかな。

目の前に見えてきた見慣れた家、そしてバレーボールを1人で楽しそうにするがいた。

あの頃と同じ綺麗なフォーム、正確なボール捌き。

一瞬見惚れてしもたが、流れる汗をみて風邪をひいてはいけないと思い声をかけた。

あまりにも楽しそうにする姿があの頃の妹と重なる。

俺も一緒にやってみたい。

誘ってみると普通にいいよとのことだったから、バッグを置いてきた。

高く山なりの綺麗なパス、昔から何も変わっとらんのフォーム。

昔やっていたのかと聞くと、そうでもないようで体が覚えてるとのこと。

重ねちゃいかんのに、どうしても重なってしまう面影。

部活に入らない理由も聞いて、実はあの子もそう言わなかっただけで一緒にただここでバレーボールしたかったというのも本当かもしれん。

気づくともう夕焼けがさすようになったので終わる。

俺とのバレー、楽しかったんだよな?

そう思いながらバレーボールをひとなでする。

ヒョイっとボールを奪われたかと思うと、ダッシュし夕飯を作りに家へ向かっていった。

そんな姿に思わず笑てしまう。

違うはずやのに、めっちゃ似とるあの子が気になってしょうがないんや。



/ 27ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp