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ゼロの協力者 【名探偵コナン】

第37章 緋色の思惑



彼女の様子に、少し感心したように納得した表情を浮かべる優作。

優作「なるほどね。
貴方は我々が思う以上に、洞察力に長けている様だ。
…なあっ?
新一?」
 

優作が視線を下げてコナンもとい、新一に視線を向けると、何故か少し不貞腐れた様で悔しそうな表情を浮かべていた。


椛(最近、その表情よく見るな…)
 


椛「所でこの部屋は?
屋敷内に随分と、監視カメラを仕込んでいる様ですけど。
いつもはカメラ、付いてないですよね?
私は今日、何故工藤邸に呼ばれたのか伺っても良いですか?
有希子さんは、今日はいらっしゃらないんですか?
この屋敷に居るのは今、優作さんと新一くんだけですか?」


疑問に思っていた事を、矢継ぎに尋ねる。

すると優作は、先程座っていた椅子を彼女に差し出して、座る様に即す。
そして壁際から更に椅子を2つ引き寄せると、自身も座り、新一もそれぞれ椅子に座った。


優作「正確な時間は分からないが…
おそらく今日、夕方か、夜にかけて、この家に侵入してくる人物がいる。」


椛「そうですか…

誰かは分かっていないって事ですか?
それは敵って事ですか?」


優作「どうなるかは最終分からないが…
『椛さんにも見届けて欲しい』と赤井君も言っていてね。」


椛(赤井君も?
他にも私をここに連れ出す様、提案してきた人がいるのか?)
 
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