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ゼロの協力者 【名探偵コナン】

第36章 友情と責務



ジョディ「ああっ、もぅ!
本当そうよね…
ごめんなさいね、気が効かなくて…

あの日、帰りに自己嫌悪に陥ったし、シュウにも呆れられたわ。

『お前は養生している椛から、苺大福を貰いに行って帰ってきたのか?』ってね…」

椛「あははははっ!」

一気にしょんぼりとするジョディと、そんな彼女の仕草が可愛かったのか、遠慮せずに笑い飛ばす椛。

椛「あの時は、家にいるの飽きて来てたし、ジョディが会いに来てくれて嬉しかったのは本当よ?
ありがとうジョディ♪」


下を向いて、フォークを持つ手も止まってしまったジョディを、宥めるように声をかける。


椛「秀一だって、きっと軽く揶揄っただけで悪気とかはないと思うし。
流石に、私の家に1人でお見舞い来るような事は、なんだかんだ気遣いの秀一は出来ないだろうし。
ジョディが様子を見に行った事は、有り難いと思っていたと思うよ?」

ジョディ「椛〜!」

ソファの横並びに座る椛に、思い切り抱きつくジョディ。

椛も少し呆れながらも、ジョディからの抱擁に応える。

ジョディをあやす様に背中をさすると、だんだんと気持ちが落ち着いて来たのか…
腕を解いて再び先程の位置に座り直すと、目の前の食事に手をつけ始めた。

 
 

ジョディ「ねぇ、椛?」

椛「うん、なに?」

ジョディ「あの時はまだ、よく分からないって言ってたけど…

例の彼との関係は落ち着いたの?」




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