第36章 友情と責務
ジョディ「はぁ〜♪
やっぱり日本の食事は最高ねっ!」
椛「ふふふふっ♪
ジョディに喜んでもらえてよかったよ。」
時刻はお昼の12時。
今日は2人で、老舗ホテルのアフヌーンに来ている。
和をテーマにしたアフタヌーンは、抹茶をふんだんに使っており、見た目も美しい和菓子がデザートスタンドに、バランスよく鎮座していた。
ジョディはホテルアフタヌーンは久しぶりなのか、終始嬉しそうに料理を口に運んでいる。
椛もアフタヌーンはジョディとしか来ることがない為、久しぶりの甘い外食だ。
ジョディ「前に会った時も、表情は元気そうだったけど…
もうすっかり、いつも通りの椛ね。」
食事を楽しみながらも、椛の様子が気になっていたのか、目の前の料理の話から話の主旨を変える。
今日2人が会うのは、椛が怪我をして自宅養生していたぶりだ。
椛「お陰様で。
その節は、家まで会いに来てくれてありがとう♪」
椛は笑顔を向けて、ジョディに改めてお礼を伝えるが…
ジョディ「私は本当に突撃で押しかけただけで、お礼を言われるような事はしてないわよ!
お見舞いの品すら何も持たずに…
椛の家に、ランチを食べに行っただけみたいなもんだったわ…」
椛「まぁ、そう言われれば確かに…
それは否定しないけどw」