第35章 闇の男爵夫妻
キョトンとした表情で言い返してきたコナンの様子に、あまり意図が伝わっていないと思い、敢えて灰原は言い直す。
灰原「はぁ…
貴方探偵のくせに、そういう所たまにすっごく鈍いわよね…
2人は恋人同士なのよ?
盗聴器付けられてるの気付かずに、色々始まったら、どうするつもりだったの?
そこも盗み聞くつもりだったの?」
灰原の言葉に、言わんとしている事と、何かを想像したのか…
慌てて顔を赤らめ始めたコナン。
コナン「なっ!?
オレはそんなつもりは!?」
灰原「へぇ〜…
どうかしらね?」
コナン「ちょっ!?
オイっ!灰原!」
灰原「まっ、今回はそういう事にしといてあげるわ♪」
コナン(灰原のやつ…)ジト目
何とも涼しげな灰原と、誤解を解こうと必死に弁解するコナンであった。