• テキストサイズ

ゼロの協力者 【名探偵コナン】

第6章 ミッドタウン杯戸


メインが届き、お寿司を食べながら雑談している間もヒシヒシと目の前に座るコナンから鋭い視線を浴びせられている。

コナン「安室さんと椛さんは爆発が起こった時、どこにいたのぉ??」

椛「12階の展示会場にいたよ。」

コナン「そーなんだ!
僕と小五郎のおじさん、蘭姉ちゃんが
『今、非常階段から避難してるよ』
って爆発の後連絡くれたから、ビルの外で蘭姉ちゃんと園子姉ちゃんが降りてくるの待ってたんだ!!
映画館って20階だよね??
2人はそれより下の階数にいたのに、避難して降りてくるの随分遅かったみたいだね!!」

そうして続け様に捲し立てるように話すコナン。

椛(完全になんか疑われてると言うか、探られてる様子じゃないですか?
安室さん。)

安室「そうですか。
降りてきた非常階段が違ったんじゃないかな?」
そう言ってコナンに向かって笑顔を向ける安室。

だがあまりと言うか、全然納得してない様子に見えるコナン…。

そんな感じで食事の席は進む。
店内が混んで来ていたため、あまり長居はせずにサクッと店を出た。

蘭「安室さん、椛さん、気をつけて帰ってくださいね。おやすみなさい♪」

椛「ありがとう、蘭ちゃんもね。おやすみなさい♪」

安室「では毛利先生、失礼します。」

小五郎「あぁ、お前らも気をつけて帰れよ。」

それぞれ帰り際の挨拶を済ませる。

椛「コナン君も。またね♪」

そう言って去ろうとすると、コートの裾を掴まれて呼び止められる。
/ 1093ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp