第6章 ミッドタウン杯戸
注文するものが決まり、各々食べたいものを注文した。
メインが来るまで小五郎はビールを注文し、他のみんなはお茶で乾杯する。
安室「園子さんは帰られたのですか?」
椛「えぇ。迎えが来たのでそれで帰りましたよ。」
安室「そうでしたか。」
コナン「ねぇねぇ!
安室さんもさっきまで椛さんと一緒にミッドタウン杯戸にいたんだよね?
さっき蘭姉ちゃんから聞いたよ!」
コナンが無邪気に安室に質問を投げかける。
安室「あぁ、そうだよ。」
コナン「2人ってついこの間のポアロで知り合ったばっかりだよね?
なんかもう凄い仲良しなんだね!!」
そう言うコナンは声は無邪気だが、視線はどことなく厳しいものを感じる。
小五郎「そうだな~、先日のキッドの時だってなんかなぁ~。
お前!!
まさかやっぱり!!
この間送りオオカミにぃぃぃぃぃ」
安室「いやいや、そんなこと無いですって!
ちゃんと無事送り届けましたよ。
酷いな~毛利先生!」
そう言って胸の前で手を振り、全身で否定する素振りをしている。
蘭「さっきミッドタウン杯戸で二人を見かけたとき、遠目でもすぐ安室さんと椛さんだって分かりましたよ♪
なんか目立ってたし!
二人お似合いだな~って思ったし!
周りも二人の事見てましたよ!」
そう言う蘭の横で小五郎は怪訝な目を向けている。
椛「私じゃなくて、安室さんが目立ってるんですよ!」
安室「そうですか?
椛さんは街中にいたらすぐ見つけられるタイプだと思いますよ?」
どうやらお互い素で自身のことは否定しているようだ。
コナン(この2人…
自分達が目立ちやすいという自覚ないのか…)ジト目