第6章 ミッドタウン杯戸
椛「向こうはあと15分ぐらいで着くそうです。」
そう言ってタクシーに同乗する皆に伝える。
蘭「そしたらお店連絡して席押さえてもらった方が良いかな?お父さん?」
小五郎「そうだな~、そうするか。」
蘭「じゃあ、ちょっと電話かけてみるね~♪」
流石蘭ちゃん。仕事が早いスーパーJKだ。
あと10分程で着くことをお店に伝え、席を抑えてもらう。
店前にタクシーを付けてもらい、タクシーを降りる。
毛利家の皆は良くお世話になっているお寿司屋さんだそうだが、
(家の傍に美味しいお寿司屋さんがある事が羨ましい。)
奥のテーブル席に通され、皆で席に着く。
メニューを受け取り、皆でどれにするか悩んでいると、小五郎はいつも頼むのが決まってらしく、彼だけはもはやメニューを見ていない。
小五郎にオススメを聞いていると、安室が遅れてやってきた。
安室「お待たせしてすみません。」
蘭「安室さん!
いえ、まだメニュー見てて注文これからなので全然大丈夫ですよ!」
安室「それは良かったです♪」
そう言って、空いている椛の隣の席に着く。
向かいにはコナンを真ん中に挟むような形で、小五郎と蘭が両サイドに座っている。