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ゼロの協力者 【名探偵コナン】

第34章 アウトレットパーク暮張



風見と椛は外の様子を確認する為、エレベーターから降りようと身を乗り出すと…
刃物を女性に突きつけ、人質に取った男がエレベーターの中に傾れ込む様に入ってくる。


男「おいっ!!
これが目に入らないのかっ!?」

女子高生1「えっ?なにっ!?」

女子高生2「キャーー!!」

男は人質を道連れに、エレベーター内に押し入ると、直様閉めるボタンを押して、扉が完全に閉まると、緊急停止ボタンを押した。

男「お前ら騒ぐな!!
ジッとしてろ!!
この女がどうなってもいいのか!!」

女子高生1「ヒィっ!」

エレベーターの扉を背に、人質の女性の腕を後ろ手に拘束し、手に持ったナイフを女性の首に突きつけている。

男が押し入ってきた瞬間、椛はエレベーターの奥にいる女子高生2人を庇うように背に隠し前に立ち、その椛を庇うように風見が前に立つ。

女子高生2「何!?
なんなの?
何が起きてるの!?」

男「五月蝿い!!五月蝿い!!
ガキがピーチク騒ぐな!!」

女子高生2「ヒィッ!」

停止したエレベーター内には、押し入ってきた男と、人質に取られている女性。

先に乗っていた女子高生2人と、後から乗り合わせた椛と風見。


エレベーター内の空気が一気にピリつく。



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