第43章 裏切りの擬装
梶谷「お、おい、せっかく金出して入ったんだから、少しは取材させろよ!!
おいってば〜!!」
だんだんと遠のいていく梶谷を見送ると、一息ついて園子は蘭に声をかけた。
園子「じゃあうちらも帰ろっか?」
蘭「そうだね…
明日、学校だし…」
コナン「えっ!?
帰っちゃうの!?」
突然の帰宅宣言に、まだここに来た目的を果たせていないコナンは、慌てた様子で声を上げた。
円城「その方がいいかも…
リハーサルいつ始まるかわからないから…」
蘭「ですね…」
沖矢「でも最後のライブのリハーサルなら、見た方が良いのでは?」
こちらもコナンと同様…
確認したいことが未だ確認できて居ない為、フワリと引き止める様な言葉をかけるが…
蘭「昴さんには悪いですけど…」
園子「ウチらそんなにファンじゃないから…」
沖矢「えっ?
では、ここに来ようと言い出したのは…」
安室「僕ですよ…」
今日は次から次へと、誰かしらが話の中に割って入ってくる。
先程、梶谷がズルズルと連れて行かれた入り口から、すれ違う様に入って来たのだろう。
安室が皆に向かって歩いて来ていた。
そしてその安室の後ろに、隠れるように着いて歩く梓の姿も…
椛(安室さんが来るとは聞いて居たけど…
梓さんも一緒だったのか…)