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ゼロの協力者 【名探偵コナン】

第33章 ゼロのコーディネート



風見「…えっ?」

降谷「?」

風見(恋人?
今、降谷さんは恋人と言ったのか?
聞き間違いか?
いや、そんなはずないか…

だが、こんなに睡眠を取る時間もない程、過密スケジュールの降谷さんが、一体どうやって…

いつの間に恋人を作る事が出来たのだろうか?

それにこの降谷さんがこのタイミングで恋人を?
…作った?

その人は降谷さんの事を、どこまで知っているのだろうか…
俺に話をしたと言う事は、公安だと言う事は…

話したのか?
 

あれっ?
そもそもこの人、『恋人はこの国だ』とか言って無かっただろうか…?
と言う事は…


どう言う事だ?

今回言っている『恋人』は、普通に人間の女性の事なんだよな…?)

風見の頭の中に、ひっきりなしに浮かんでくる疑問。
次から次へと湧き出てくる疑問は後を絶たない。


フリーズして固まってしまった風見を不思議に思ったのか、再び声をかける降谷。

降谷「どうした風見?
聞いているのか?」

降谷の声で、我に返ったように瞬きをすると、軽く頭を振り目の前の降谷に視線を戻す。

風見「あっ、
は、は、はいっ!
承知いたしましたっ!
一緒に、降谷さんの買い出しに行けば良いのですね。

降谷さんの…
こここここっ、こいっ、恋人の方とっ!」

あからさまに分かりやすく動揺する風見に対して、少し怪訝な顔を向ける降谷。

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