• テキストサイズ

ゼロの協力者 【名探偵コナン】

第32章 装飾品の秘事



椛「どうしたんですか、博士?」

電話には出たが、どうやら切れてしまったのか、話しの途中でスマホから耳を離した博士を不思議に思い、話しかける。

博士「いや、新一から電話だったんじゃが…

どうやら切れてしまったようじゃ。」


椛「そうですか…

流石に一度、掛け直して見ては?
電波が悪かっただけかもしれませんよ?」

博士「まぁ、それもそうじゃな。」

そう言って電話をかけると、スマホを耳に当てるが…

博士「うむ…
電波が届かないコールじゃな…

何、大事な話ならまたかけてくるじゃろ。」


博士の言っている事は最もだが…

何か妙に胸騒ぎがする椛。


椛「新一君、なんて言っていたんですか?」

博士「う〜ん、何かメモ取って欲しいとか、どうたら言っていたが…

内容を聞く前に切れてしまったからなぁ〜。」

椛(メモ?)

博士の言葉に、手元はそのまま動かしつつ…
揚げているドーナツに目を向けながら、少し考え込む。


椛(メモを取って欲しいって、わざわざ新一君、博士に電話してくるって…
何か調べて欲しかったんじゃないのかな…

博士に頼むって事は、自分ではそれが叶わない状況だったって事だろうし…)

/ 1094ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp