第31章 エルダーフラワーかローズか否か
かたやこちらは、水とおしぼりを園子と蘭に出す安室。
そんな安室に、すかさず声をかけたのは園子。
園子「安室さん!
椛お姉様はめちゃくちゃ良い女なんですからね!!
しっかり守って大事にしてくださいよ!!
もし椛お姉様を泣かせる様な事があったら、蘭の蹴りが安室さんに飛びますからねっ!!」
安室「おぉ、蘭さんの蹴りとは!
流石にそれはくらいたくないですねw」
蘭「ちょっと園子〜!!
勝手に決めないでよw」
園子「まぁ、良いじゃ無い!!
私達の椛お姉様を安室さんに取られちゃったんだから!」
蘭「もう〜…
園子ったら。」
園子「それぐらい大事にしてもらわないと、困るって事よ!」
蘭「まぁ、園子の言う事も気持ちは分からない事もないけど…」
園子「そりゃそうよ!!」
蘭「もう本当…
園子ったらw
所で…
安室さんから告白したんですか?」
園子「流石、蘭!!
私も気になる!!
是非教えてください!!
今後の参考に♪」
梓「それは私も聞いてみたいかも♪」
完全に置いてけぼりと言うか…
そこだけどんよりと、暗い雰囲気に包まれる奥のテーブル席とは対照的に、カウンター席は盛り上がっていた。