• テキストサイズ

ゼロの協力者 【名探偵コナン】

第31章 エルダーフラワーかローズか否か



2人が席につくのを確認すると、園子と蘭の間に入って話しかける梓。


梓「ねぇねぇ♪
ビックニュースがあるんだけど。
2人はもう知ってたのかな?」

園子「えっ?
ビックニュース?
何ですか?
蘭は知ってる?」

蘭「えぇっ?
何の事だろう?
何かあったんですか?
梓さん?」

梓「私も本当、今さっき聞いたんだけどね…」

園子・蘭「「?」」



梓「安室さんと椛さん…

付き合い始めたんだって♪」

園子「ええっ!?
そうなんですか!?
おめでとうございます!
椛お姉様!!」

蘭「わぁっ!!
そうだんだんですね!!
良かったぁ♪
絶対そうなるって信じてました!」



キャッキャと、楽しそうに盛り上がる女子達。

そんな女子達を微笑ましく見守ると、伝票を持って立ち上がるスーツ姿の男性2人。

先程から、静かに一部始終を見守っていた窓際のテーブル席に1人座る淑女も、微笑ましそうにその様子を見守っていた。


梓はレジに向かい、男性2人の会計を済ませる。

男性1「梓ちゃんはまだまだ、おばさんなんかじゃ無いからね。」

男性2「気にしちゃダメだよ。」

お釣りを財布にしまいながら、先程女子高生達が言っていた事を気にしていたのか、フォローを入れる男性2人組。

梓「ありがとうございます!
大丈夫です!
まだまだ元気有り余ってますし。
気にしてません!」

2人の気遣いに感謝しながら、退店を見送る梓。



/ 1097ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp