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ゼロの協力者 【名探偵コナン】

第31章 エルダーフラワーかローズか否か



椛「普通に考えても…
もし私が『安室さん』の立場だったら、当たり前の様に疑う人物には尾行つけるだろうし…
黒田さんからも、怪しまれたら尾行つけられるだろうって言われてたから。

けど、ほんの一瞬だけだったよね?
もっと長い期間、付けられるかと思ってた。」
 

降谷(まぁ、確かに尾行をつけられる事は、予想の範囲だったと言う彼女の言い分は最もだ。
管理官もそう言う事は目に見えてるが…)

まるで尾行される事に慣れているような言い回しに、驚きというよりも…

もはや彼女から何か暴露されても、当初の頃より驚かなくなって来た安室。

額に手を当て、少し呆れ顔で、軽くため息を軽くつくと…


降谷「だからって、公安の尾行だぞ?
そんな簡単にまけるものじゃないだろ…

本当にもう…
どれだけ特技持っているんだよw」

椛「いや、それは特技って程じゃ…

いや、ある意味特技か…w」

降谷「??」

途中で言い淀んだ様子に疑問を持ったのか、首を傾けて椛に視線を向ける。

椛からの話の続きを待っているのか、ジッと視線を向けたまま動こうとしない。


椛「聞きたいの?」

降谷「聞かせてくれるなら。」

椛「あまり聞いて、楽しい話じゃ無いよ?」

降谷「構わない。」

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