第30章 ティラミスの行方
「それにしても、椛さんを奥様に出来る男性は幸せ者ね。
男だったら私が結婚したいわw」
「それなら私も立候補したいわよw」
藍子「あらダメよ!!
椛さんには決まった方がいるのだから!!」
「えっ??
もしかして藍子さんが大ファンだと言っていた噂の『安室さん』かしら?」
「ついに結婚が決まったの??
おめでとうございます!!
椛先生!!」
椛(あははは〜…
どんどん尾鰭と背鰭がついていらっしゃる…)ジト目
藍子以外の受講生さん達は安室には実際会ったことは無いが、藍子が散々今までの事を皆に話している為、すっかりこの中では知人扱いをされていた。
「物凄い良い男なんでしょ?
お会い出来る日を心待ちにしているんだけど!
いつこちらに連れてきて下さるの?」
「そうよ!椛先生!!
私達にも紹介して下さらない?
藍子さんの説明だけだともう、物足りないわよ♪」
当事者はおいてぼりのまま、彼女達の話はどんどん進む。