第30章 ティラミスの行方
淹れたお茶と、美しく盛り付けされたケーキ達。
準備が終わってテーブルセッティングが終わると、再び撮影会が始まる。
ワイワイ言いながら写真を皆で撮る風景は毎度の事ながら、実に微笑ましい。
全員が撮影会に満足すると、やっと席に着く。
椛「今日も皆様、作業お疲れ様でした♪
ありがとうございました。
では試食会を始めたいと思います。
いただきます♪」
「「「「「「「「いただきます♪」」」」」」」」
藍子「!?
これ本当にお砂糖入ってないのよね?
全然そんな事分からないぐらい自然な甘さで本当に美味しいわ!」
「本当に!!信じられないw」
「これなら罪悪感なく頂けるわ!」
「うちの主人もあまり体調が良くないのだけど…
砂糖使ってないなら食べさせてあげたいわ!」
「抹茶と栗の方も!!
本当に美味しいわ!!」
「本当ね!!
むしろこっちの方が好きかも…」
「本当!!
もういっそのことカットサイズじゃなくてホールで頂きたいわw」
「「「あははははっ!!」」」
どうやら皆様に気に入って頂けたようだ。
ケーキと、今日の講座の感想を言い合いながら試食会は穏やかに進む。