第30章 ティラミスの行方
椛「えっ?
何でしょう…
康彦さんの目標…
検討がつきませんね。
ヒントはありますか?」
藍子「ヒント?
そうね~…
椛さんと安室さんにかかわる事よ♪」
椛「えっw
何でしょう?
逆に余計に分からないですw」
藍子「うふふっ♪
正解はね~」
椛「?」
中々答えを言わずにため込む藍子。
そんな藍子から回答を待っているのか、藍子の様子をジッと見つめ続ける椛。
藍子「あなた達2人の子供のランドセルは俺がプレゼントするんだ!って意気込んでたのよ!!
うふふ♪
可愛い人でしょw
あははは~!」
藍子の言葉に思わず一歩後ずさる。
椛(えっ!?
子供?
ランドセル??
流石に話、飛躍しすぎじゃないか…)
まさか自分自身が康彦の目標対象に組み込まれているとは思わず…
驚きを隠せない。
椛「お気持ちは嬉しいですが…
藍子さんだけでなく、まさか康彦さんまで…
私達、まだ付き合い始めたばかりだし…
そうなるかもわからないですよ…
そもそも、色々と流石に話、飛躍しすぎじゃないですかw」
藍子「良いの良いの!
あなた達、絶対そうなるから!
早いか遅いかの違いよ!
色々タイミングもあるかと思うけど…
私達は2人の未来をいつも応援しているからね♪
安室さんと椛さんには、出会ってから今の今まで、色々と助けて頂いてばかりだからね!
本当に感謝してるわ…
いつもありがとう♪」
椛「藍子さん…」