第29章 川品中央総合病院
椛「凄いよね…
私も自分で凄いなと思うよw
まぁ、精製された白砂糖は本来日本にはないものだからね。
日本の調理法でいくらでも代替えが効くよ。
ちなみに、その日は神原家に行くよ。」
安室「おぉ、そうか神原夫妻。
藍子さんはすっかり『椛先生』のファンだなw」
椛「おかげさまで♪
2週間に1回のペースだから、まぁまぁなペースだと思うよ。
生徒さんも固定で決まってて、毎回8名定員でお願いしてる。
藍子さん友人多いんだよね。
素敵な人だもんね。
人柄だよね。
やっぱり。」
安室「僕は長野以来お会いしてないからな。
『よろしく』言ってたと伝えて下さい。」
椛「うん、分かりました♪」
気前よく返事をする彼女に、真意が伝わってない気がして、問いかける。
安室「『よろしく』の意味、本当に分かってます?」
椛「えっ?」
ありのまま受け止めた彼女は、会話を掘り返してきた彼の言葉を一度口を閉じで考え直してみる。
安室「いつもの藍子さんの感じだと、あれからも会うたび、毎回突っ込み受けてるんじゃないんですか?」
椛「何のこと?」
安室「『2人は付き合い始めたのか?』って。
やっと良い報告が出来て良かったですね♪」