第29章 川品中央総合病院
彼女の何とも可愛い理由に、安室は顔が緩むことを感じた。
安室「ほぉ~、それはそれは良いことを聞きましたね。
では今度ゆっくり2人で行きましょう。
どこか良さそうなテニスコートを探しておきます。」
椛「いやいや、ジュニアの大会で優勝している腕前なんでしょ?
そんな人相手に私プレイ出来ないよ!
ラリーが続く自信がありませんw」
安室「そんな事は気にしなくて大丈夫ですよ。
上手い事やります。」
椛(上手い事って…
零が言うと、本当に上手い事やるんだろうな…)
椛「そもそもジュニアと過去の事とはいえ、優勝とか、多才すぎでしょ。
そんなに特技沢山持っててどうするつもりなんですか…
本当は年齢偽ってるんじゃないの?」ジト目
安室「いやいや、特技が多い事は椛さんも同じでしょうw
自覚ないのか?」
椛「テニスは別に得意でも何でもないもん。
学生の事、授業でやっただけ。
しかも私バトミントン上がりだったから、テニスやるとボールが上に行きがちで、テニスは向いてないと思うよ。」
安室「椛さんはバトミントンやってたんですか…
それはまた初耳ですね。
それならテニスではなく、バトミントンでもいいですよ♪」