第6章 ミッドタウン杯戸
園子「キャーーーーーー!!やっぱりデートなんですね!!
大人の恋愛展開早すぎ!!」
興奮している園子を若干呆れながら宥める蘭。
椛は若干恨めしそうな表情で隣に立つ安室を見据える。
それに反し彼はしてやったり顔で何故か柔かに笑ってる。
椛(この人、いつもは落ち着いて見えるけど、
もしかして…
本来は『やんちゃ坊主』か、『悪戯っ子系少年』だったんじゃ無いか?)
そんな疑問が浮かぶ。
現に今見て取れる表情は完全に『悪戯した後の少年』の顔だ。
椛(まぁ…
楽しそうだからいっか。)
椛「2人は映画の時間大丈夫なの?」
蘭「あっ、実は結構ギリギリなんですw」
椛「そうなんだw
映画楽しんできてね♪
今度感想聞かせて。」
蘭「はい!!お二人も楽しんできてください♪」
そう言って2人は離れて行った。
私たちも展示会場に向けて歩き出す。