第6章 ミッドタウン杯戸
椛「けど…安室さん興味無かったら、行っても退屈なだけでは無いですか…??」
心配そうに安室を見上げる。
安室「安心してください。
僕もこーゆーの興味あります。
むしろ大好きです♪
けど、1人では中々来ることはないので、もし良ければ一緒に行きましょう!」
椛「それ、気使って言ってません??」
安室「大丈夫です。本音ですよw
むしろ、日本刀嫌いな日本男児ってこの世に存在するするのでしょうか…??」
そう言ってる彼は確かに、少年のようにワクワクしてる目に見える。
お言葉に甘えても良いのかな…
椛「では…予定変更しますか?」
安室「そうしましょう!!
展示は…
12階ですね!!
行きましょう♪」
そう言って安室は彼女の背中に手を添えて、展示会場の方に方向転換するよう催促する。
彼女も納得したのか、展示会場に向かうエスカレーターに向かって歩き始めようとする…
と、前から見知った顔の人物が2人、前方から歩いてくる。
目が合い、あちらもこちらに気づいたようだ。