• テキストサイズ

ゼロの協力者 【名探偵コナン】

第27章 ゼロの恋人



 
 
 
降谷「結構、食べたな…」

椛「もうお腹いっぱい過ぎて…
食べれない…」

酢飯は普通に2人前の量だったので、食べきったが…
お刺身類はやはり、全部は食べきれずに残ってしまった。

椛「余ったお刺身は漬けにすれば明日まで持つから、明日は漬け丼にしよ~♪」

二人でご馳走様をすると、食器を重ねはじめる。

このままだと根が張ってしまうので、重い腰を上げて、空いた食器をキッチンに下げる。

降谷は洗い物、椛は余った食材の処理をそれぞれこなす。

降谷「それにしても手巻き寿司、
美味しかったな~♪」

椛「ね~!
またやろ~♪」

降谷「そうだな!」

お互い作業をしながら、顔を合わせて微笑みあう。

共に過ごす穏やかな時間に、お腹も満たされて、心も満たされる。



降谷(毎日こんな時間が続けばいいのにな…

流石にそれは…
今この俺の現状では無理か…w)

隣で並びながら作業する彼女を、横目で見る。

鼻歌が聞こえてきそうなご機嫌な様子を見ると、心が暖かくなり、穏やかな充足感に満たされる。

視線を感じたのか、彼女は作業の手をそのままに顔を上げて、彼の方に目を向けた。

目が合うと、いつものように『ニコっ』と微笑みを向ける。

/ 1094ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp