第26章 束の間の休息
椛「う〜ん…
それは素直にYESと言えない。」
ジョディ「そうなの??」
椛「うん…」
煮え切らない椛の返事に、納得する様な言葉はもらえないと踏んだのか、再び質問を変えるジョディ。
ジョディ「彼のキスは??
良かった??」
ジョディの言葉を聞き、その時の事を思い出す椛。
椛「うん…
それは良かった。
凄く…」
照れもなければ、隠しもしない。
普通にサラッと言った椛の言葉を聞くと、一瞬2人のあいだに間が開くが…
ジョディは額に手を当てて、上を向いて大きく笑い始めた。
ジョディ「あっはっはっはっはっはっはっはっ!!」
いつもとは少し違う笑い方のジョディに目を向けると、不思議そうに首を傾げながらその様子を眺める。
そのまま暫く笑い続けていたジョディだったが、落ち着いて来たのかやっと言葉を発した。
ジョディ「もうw
はははっw
椛のそうゆう素直な所…
本当、可愛くて好きよw
あははははっ!!」
ジョディはまだ、完全には笑いがとれない様だが…
椛「えっ??何?w
私、そんなに可笑しなこと事言った?w」
ジョディ「いやいや、全然おかしく無いわよw
可笑しいけどw
そう、そうなの!!
まぁ、今日はとりあえずいいわ♪
良かった良かった!!
キスが上手い彼で良かったわねw
良かった良かった!!」
何だか分からないが、ジョディはとりあえず自分の中で納得した様だ。